カメムシ

カメムシの仲間は「臭い」などと嫌わることが多く、多くの種が植物に寄生し吸汁するため害虫として扱われます。しかし、よく観察すると綺麗な者、可愛いもの、ひょうきんないでたちのものなど様々です。日本には未記載種を含めて1040種ほどが知られています。 各種の解説は、日本原色カメムシ図鑑 第1巻、第2巻(全国農村教育協会)などを参照し、私の観察などを盛り込んだりしています。

現在37種掲載  目標50種掲載、目標まであと13種

 

モンキクロカスミカメ

カスミカメムシ科

学名:Deraeocoris ater (Jakovlev)

体長:7~9mm

7月中旬~下旬に山地のヨモギ上でよく見られる.

写真の様な橙赤色の紋の他に、白い紋のものや紋のないタイプも見られる.

アブラムシ類を捕食する.

 

 

 

長野県小諸市浅間山alt.1400m

2010年7月18日撮影

 

当日は多くの個体が見られ、白い紋タイプも見られた.

ケブカキベリナガカスミカメ

カスミカメムシ科

学名:Dryophilocolis miyamotoi Yasunaga

体長:6.3~7mm

4月下旬~5月初旬にコナラやクヌギで見られる.

非常にすばしっこい.

 

千葉県市川市柏井「柏井青少年の森」

2011年4月29日撮影

アカスジオオカスミカメ

カスミカメムシ科

学名:Gigantomiris jupiter Miyamoto et Yasunaga,1988

体長:約12mm

6~7月に年1回成虫は発生する.

体色には色彩変化が大きい種.世界最大級のカスミカメムシ.

 

長野県高峰高原(alt.2000m)

2011年7月20日撮影

長野県高峰高原

2014年7月16日撮影

オオメカメムシ

ナガカメムシ科

 

アワダチソウグンバイを捕食中

 

千葉県市川市大野町

2012年6月4日撮影

シロヘリナガカメムシ

ナガカメムシ科

学名:Panaorus japonicus (Stal)

体長:7.5mm内外

草むらの地表で生活する.

 

 

千葉県市川市大野2丁目「万葉植物園」

2011年4月24日撮影

ホシハラビロヘリカメムシ

ヘリカメムシ科

 

クズ葉上で交尾中の個体.

 

千葉県市川市大町自然観察園

2011年7月31日撮影

オオヘリカメムシ

ヘリカメムシ科

学名:Molipteryx fuliginosa (Uhler)

体長:20~25mm

大型のヘリカメムシ.山地のアザミ類、モミジイチゴ、クマイチゴなどに多く見られる.強いカメムシ臭を出す.

 

 

長野県須坂市

2005年6月22日撮影

 

フォトでは分かりにくいが交尾中.モミジイチゴで見られた.

ホオズキカメムシ

ヘリカメムシ科

学名:Acanthocoris sordidus (Thunberg)

体長:10~13mm

ナス科、ヒルガオ科植物などに寄生する.植物の根元で成虫越冬する.

 

 

千葉県市川市大町「大町公園自然観察園」

2010年9月29日撮影

ホソハリカメムシ

ヘリカメムシ科

学名:Cletus Punctiger (Dallas)

体長:9~11mm

分布:本州・四国・九州・南西諸島

イネ科植物に多い.

 

千葉県市川市柏井「柏井青少年の森」

2011年4月26日撮影

オオクモヘリカメムシ

ヘリカメムシ科

 

千葉県市川市柏井青少年の森

2011年12月4日撮影

 

エゴノキ樹幹にて

ホソヘリカメムシ

ホソヘリカメムシ科

 

 

千葉県市川市柏井青少年の森

2011年11月30日撮影

 

イヌシデ樹幹にて

オオホシカメムシ

オオホシカメムシ科

学名:Physopelta gutta (Burmeister)

体長:15~19mm

海岸近くの樹林で生活.地表を歩行中のものもよく観察される.

ミカン類の果実を吸汁することが知られていて、灯火にもよく飛来する.

 

 

千葉県市川市柏井「柏井青少年の森」

2010年11月21日撮影

クロホシカメムシ

ホシカメムシ科

学名:Pyrrhocoris sinualicollis Reuter

体長:9mm内外

地表性で、植物の根際や石の下で生活する.

 

 

千葉県市川市大町「大町公園自然観察園」

2010年6月27日撮影

クヌギカメムシ

クヌギカメムシ科

学名:Urososty striicornis Scott

体長:12mm内外.

クヌギ、コナラ、カシワなどに寄生する.それらコナラ属木本の樹幹の裂け目などに11月中旬~12月初旬にかけて産卵する.私の観察ではクヌギカメムシはクヌギを産卵木として選好する.近似種にヘラクヌギカメムシ、サジクヌギカメムシがいる.

 

 

千葉県市川市柏井「柏井青少年の森」

2010年12月8日撮影 

クヌギ樹幹で産卵中 

終令幼虫

 

千葉県市川市柏井「柏井青少年の森」

2011年4月29日撮影

ヘラクヌギカメムシ雌

クヌギカメムシ科

背面上はクヌギカメムシ、サジクヌギカメムシと区別がつかない.

雄個体は腹部先端節を見ることで識別できる.写真の個体は雌であるが、当地ではヘラクヌギカメムシしか確認していないので、ヘラクヌギカメムシとした.

 

千葉県市川市じゅんさい池公園

2011年11月22日撮影

マルカメムシ

マルカメムシ科

 

 

千葉県市川市大野町2丁目「大野緑地」

2011年4月25日撮影

イネクロカメムシ

千葉県市川市大町「大町公園自然観察園」

2010年4月11日撮影

チャバネアオカメムシ

カメムシ科

越冬色

 

千葉県市川市柏井青少年の森

2011年11月30日撮影

 

 

幼虫

 

千葉県市川市柏井青少年の森

2011年11月27日撮影

 



千葉県市川市「大町自然観察園」

2014年5月28日撮影

クサギカメムシ

千葉県市川市柏井青少年の森

2011年11月27日撮影

ツノアオカメムシ

カメムシ科

 

 

長野県上田市真田町

2010年7月19日撮影

ウズラカメムシ

千葉県市川市大町「大町公園自然観察園」

2010年6月27日撮影

 

イネ科植物によく見られます.

カメムシ科

ナガメ

カメムシ科

 

千葉県市川市「大町自然観察園」

2011年5月3日撮影

4~5令幼虫

 

船橋市長津川親水公園

2009年7月22日撮影

ミヤマカメムシの一種

カメムシ科

ミヤマカメムシと良く似た未記載種(正式に学名が付いていない種)

ミヤマカメムシが、山地など標高の高い所に生息するのに対し、本種は低地でよく見かける.外見上は両種は良く似ているが、腹部に黒点刻があるのが、ミヤマカメムシで、ないのがミヤマカメムシの一種である.

 

千葉県市川市じゅんさい池公園

2011年11月22日撮影

エゴノキの樹皮下で集団越冬.

 

千葉県市川市堀之内緑地

2012年1月17日撮影

アシアカカメムシ

長野県上田市「根子岳」alt.1650m

2010年7月19日撮影

 

 

カメムシ科

ツヤアオカメムシ

千葉県市川市柏井「柏井青少年の森」

2011年1月2日撮影

 

シジュウカラが落とした個体

カメムシ科

千葉県市川市柏井青少年の森

2011年12月4日撮影

トゲカメムシ

長野県小諸市「高峰高原高山植物園」alt.1800m

2011年7月20日撮影

シマサシガメ

千葉県富津市田倉「マザー牧場」

2009年6月13日撮影

ヨコヅナサシガメ

千葉県富津市田倉「マザー牧場」

2009年6月13日撮影

 

サシガメ科

帰化昆虫(原産:中国)

オオトビサシガメ

千葉県市川市柏井「柏井青少年の森」

2010年11月28日撮影

 

サシガメ科

ノコギリカメムシ

千葉県市川市大町自然観察園

2011年5月14日撮影

エサキモンキツノカメムシ

千葉県市川市柏井町

2010年6月29日撮影

 

ミズキの葉裏にて。3令幼虫を保護する成虫。

当地では5月下旬ころより産卵が見られ、卵・幼虫の保護も観察できる。

幼虫は3令幼虫になりしばらくすると分散していく。

セグロヒメツノカメムシ

長野県乗鞍高原

2005年6月7日撮影

 

ツノカメムシ科

アオモンツノカメムシ

ツノカメムシ科

寄主植物:キズタなど

 

千葉県市川市柏井青少年の森

2011年11月26日撮影

ツツジグンバイ

グンバイムシ科

寄主植物:ツツジ

 

千葉県市川市大町自然観察園

2011年11月26日撮影

ヒメコバネナガカメムシ

ナガカメムシ科

 

ケヤキの樹皮下などで集団越冬する。活動期の生態については解明されていない。

 

千葉県市川市柏井青少年の森

2012年10月21日撮影

シマアメンボ

流れのある水域に生息する.晩秋まで見られる.

 

 

千葉県市川市大町公園・自然観察園

2012年10月24日撮影

アカスジキンカメムシ

キンカメムシ科


千葉県市川市大町公園・自然観察園

2014年5月28日撮影